【100円硬貨】
質量 4.80 g
直径 22.6 mm
厚さ: 1.71 mm
縁: 103個の溝
構成： 銅 75% ニッケル 25%
【25セント硬貨】
質量: 5.67 g
直径: 24.3 mm
厚さ: 1.75 mm
縁: 119個の溝
構成: 銅 91.67% ニッケル 8.33%
10日前、彼がふと小銭の入れの中をのぞくと
25セント硬貨が一枚だけ混ざっていた。
最近渡航した経緯もなく、考えると
どこかでつり銭として受け取ったらしい。
こんなこともあるのかと思い、そのときは
そのままにして小銭入れを閉じた。
数日前、再び小銭入れを開くと25セント硬貨はなかった。
どうやらどこかで使ってしまったらしい。
それはいつどこで使ったかを特定することはできなかったが
受けとった店の者も疑いもせずにそのままレジに放り込んだのだろう。
なぜきがつかないのか？
彼はとっさに疑念が浮かんだ。
すでに２５セント硬貨は流通しているのではないだろうか？
＄1：￥400の時代が実は。。
もしこれが
某国の地道な諜報活動で
国家転覆をねらう悪意の兆候と思うと
彼は背中に悪寒が走った。
あれが本物の２５セント硬貨だったのかどうかも
疑わしいが。。
