1932年

 

クーデターはうまく行った

ざっくりな計画だった割には

警備も手薄で我が隊はすぐに制圧できた。

 

制圧したのはいいが、その先の連絡がない

それもそのはず電話線は自分らが切ったから。

しょうがないから作戦本部に戻るが

誰も帰ってこない。

 

帰ろうかと部隊の中から声が上がる

なんか盛り上がりが欠ける。

しょうがないからまた制圧地点に戻った。

 

制圧したが場所を離れたので既に

建物は閉ざされて電気が消えていた。

なんかイマイチですねと部下から愚痴が出る。

 

んだねとその場で解散して帰宅となった。

翌日、朝刊を見て彼はちょっと驚いた。

制圧地点は全然違う場所だった()

今日は体調不良で休もう。